キャンプに向けて選手は現地水曜施設集合。明けて翌日木曜からキャンプイン。
今年のドラフト指名選手で未契約だった2人のうち2順指名で全体41番目のG Dalton Risnerが現地火曜日契約完了。全体42番目のQB Drew Lockは契約内容で球団と話し合いを続けている。契約完了となるまでキャンプ練習には参加できずホールドアウトとなる。
2人がここまで長引いたのはQB特権契約が欲しいLock陣営、Lockが自分より良い条件となることは嫌だのRisner陣営という背景だった。Risnerが契約となったのはBroncosはLockに特権契約を与えるつもりはないことを感じたためとみられる。つまり状況ではどちらか2人のうち1人はキャンプまで未契約、ホールドアウト必至の状況だった。結果を見るとBroncosはRisnerを選んだ。Risnerは4年で契約ボーナス3.21ミリオン含む約7.14ミリオン。最初の2年は満額保証。Risnerにはキャンプ最初から練習に参加してもらう必要がBroncosにはあった。今季先発ガードとして期待されているRisner。今年は間違えなく控えのLockとは立場が違う。それでもBroncosはLock側に一部譲歩、Risnerに提示していた3年目と4年目のロースターボーナスも契約条件に含めていた。またRisnerと同じ1年目、2年目は満額保証。可能性としてLock側は3年目以降の保証を求めているのかもしれない。なおLockのエージェンシーはPeyton Manningの代理人だったTom Condonが在籍しているCAA。Broncosの元ドラフト2順QBのBrock Osweilerの代理人もJimmy SextonでCAA。Osweilerも2012年のドラフト指名時に契約でQB特権を求めキャンプイン前日の契約だった。
キャンプでは怪我人がどれだけ回復して練習に参加できるのか、判断することが出来る。
昨年終盤に手首を骨折。ここまでオフのワークアウトはリハビリ期間だったRB Phillip Lindsay。
「準備は出来ているよ。もう100%の状態だ」と話している。球団は木曜のキャンプインの初日の状態を見てキャンプでのLindsayのペースを決めることになっているという。
アキレス腱断裂明けのEmmanuel Sanders。PUPリスト入りでキャンプを迎える可能性もあると見られていたがどうやらPUPリスト入りはせずキャンプイン。ただし本人はまだまだ回復がかかるとし目標は開幕戦までに100%とSanders。
3回目のACLのTE Jake ButtもPUPリスト入りせずキャンプイン。軽いドリルからペースを上げていく予定。ただしSandersと違いButtはロースター争いで厳しくなる可能性もある。TEはドラフト1順のNoah Fant、ベテランJeff Heuermanの2人はデプスでButtより上。昨年のドラフト指名選手Troy Fumagalliが春のワークアウトで強烈にアピールしていただけに回復の遅れは厳しい状況を招くことも。
現地木曜のキャンプ初日は36℃~38℃の気温が予想。さらに翌日金曜は気温が上昇すると予報されている。
- 2019/07/17(水) 21:55:53|
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