現地水曜からBroncosの21年シーズンの夏の本格的キャンプ開始。選手は前日水曜に球団施設入り。
キャンプ前に明らかになったことの一つ。Broncosの今年の先発QBはAaron Rodgersになることはない。GB球団との確執でトレードを求めていると伝えられていたRodgers。とりあえず21年シーズンに関してはGBでプレイとなりそう。
Fangioヘッドは火曜日に地元メディアに
「オフの騒動はオフのもの。我々は自分達のことに集中していたしね。ようやく雑音も終わった。とにかく騒動も終わりでよかった。まぁ別にうちのQB達もRodgers騒動に悩まされているなんてことはなかったと思うけど」と話した。
George Paton GMはRodgersに関してGB Packersと何らかの会話をしたのか。
「それについては何もいえない。彼は他球団の選手。我々は全てのポジションでトレードなどの可能性を探している。それだけだ。前から言っているとおり、我々のQB陣に高い評価をしている。DrewとTeddyの先発争いも素晴らしいものになる。彼らに満足しているし、彼らの競争が我々の勝利の助けになる」とPaton GM。
水曜からの練習でFangioヘッドはDrew Lockが最初に練習スナップを受けるが、Teddy Bridgewateとはスナップ数を50-50で分け合うと話している。日により多い少ないはあっても先発争いが終わるまでは2人はスナップを分け合う。Fangioヘッドは先発決定のタイムテーブルは未定とし、また決定後も正式に発表するかも考えていないと話している。
少なくともプレシーズンのMinnesota、続くSeattle戦までは互いに50%のボールを持ち、競争と見られる。プレシーズンは3試合。3試合目は先発争いに勝ったQBは出場せず、もしかしたら破れたQBも出場せず、3番手のBrett Rypienの育成に費やされるかも知れない。
今季のBroncosはセカンダリーを大補強。相手にパス攻撃をせざるを得ない状況に試合を持って行ければ逃げ切りで勝てる布陣の守備。しかしそれには攻撃サイドが試合序盤から得点することが必要となる。
Fangioヘッドは今季3シーズン目。過去2シーズンで9月は全敗の0-7の成績。今年は開幕戦がNY Giants、続いてJax Jaguars、NY Jets。昨年シーズン3チーム合わせて9-39の成績。スタートダッシュするには悪くないスケジュール。Fangioヘッドが来年もヘッドとして指揮をとるかどうかは9月にかかっているとも言える。
「良いスタートが必要だ。多くの人は11月、12月の試合が大事だ、と言うが9月10月の試合でまともな成績を残せなければ11月12月の試合には意味がなくなってしまう。とにかく良いスタートを切りたい。まずはそこの集中していきたい」とFangioヘッド。
共に足首の怪我からの回復途中にあるVon MillerとBradley Chubb。昨年開幕前にシーズンエンドとなったMillerはすでにほぼ回復状態ではあるがFangioヘッドは
「Vonはもう大丈夫ではあるが年齢などを考えて休み休み練習をさせたい」と話している。
オフの足首のマイナー手術を受けたChubbに関しては
「まだコンディショニングが出来ていない。オフは足首の回復で動けなかったからね」とFangioヘッドこちらはキャンプ序盤は身体作りから始まる。
昨年開幕2試合目でACLの怪我を負ったWR Courtland Suttonも100%に近い回復ぶり。
Fangioヘッドはそれでもペースはゆっくりさせる方針。
「昨年の彼の怪我は我々には不幸だった。ただ今年幸運なのは昨年の怪我がシーズン序盤だったため回復するための時間が多くあったこと。素晴らしいリハビリ過程だった。今後も練習ペースを管理していきたい」とFangioヘッド。
Sutton本人は
「100%に本当に近いところまで来ている。残りの数パーセントはフットボールのプレイで埋めるものだ。タックルを受けたりすることでね。フットボールはフィジカルなスポーツ。ノンコンタクトでの動きにはもう不安はない。ただコンタクトやタックルに関しては昨年9月以来受けていないからね」と話している。
Suttonによるとすでに今季のプレシーズンプランは出来ており、プレシーズンは1試合のみの出場予定だという。ここ数年NFLではプレシーズンの主力の出場が激減状態。特に怪我人に関してはほとんどプレイがないチームも。
WRではハムストリングの怪我でOTAほぼ休みっぱなしだったKJ Hamlerの回復も気になるところ。小柄なスピードスターは昨年もキャンプ前、キャンプ中、シーズン中とハムストリングなどの筋肉系の怪我で休むことが多かった。
Fangioヘッドは
「彼は爆発的でクイックネス。出場すれば相手守備は彼のスピードの対応する必要が出てくる。彼には高い期待があるんだ」とFangioヘッド。
なんとか筋肉系の怪我を避ける練習法が必要と話している。
今年のドラフト3順指名のBaron Browning。膝の怪我でPUPリストでキャンプ入り。Paton GMによると、膝の回復は良くキャンプ初日から練習参加が可能な状態であるという。球団判断で大事をとって数日様子を見てから練習に参加させる予定という。同様にPUPリストのACLからの回復組のEssang Bassey、Duke Dawsonも回復具合は良く大事をとってのPUPリスト入りだという。ただBroncosのセカンダリーは層が非常に厚くなっている。Bassey、Dawsonにしてみればあまり休んではいたくない状況。
Broncosが控えセンターのPatrick Morrisをカット。Morrisは元PittsでMike Munchak OLコーチのPitts時代からの教え子。ゆえBroncosに入団したときからわりと期待されていた。
かわりに元Minnesota VikingsのベテランセンターBrett Jonesと契約。MinnesotaはPaton GMの古巣球団。Morrisは26歳、Jonesは30歳。年齢はJonesのほうがいっているがその分、経験は豊富。昨年は2試合に先発。2017年のNY Giants時代には13試合に先発している。元Minnesota選手のBroncos入りは、QB Bridgewater、RB Mike Boone、DT Shamar Stephenに続いて4人目。
さらにS Tedric Thompsonとも契約。Seattle Seahawksの2017年のドラフト4順指名選手。19年は先発で開幕も10月に肩を痛めシーズンエンド。昨年はKCで8試合出場。NFLキャリアで37試合出場うち16先発。スペシャルチームでもプレイ出来る。
新人のS Jamar JohnsonとCB Kary Vincentがコロナリスト入り。Johnsonは今年のドラフト5順指名。Vincnetは7順指の選手。
Pat Bowlenオーナー死去のためオーナー不在状態のBroncos。球団身売りの可能性など噂されるがJoe Ellis CEOは21年シーズンは何もおこらずフットボールに集中。と話している。
- 2021/07/28(水) 22:38:30|
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