Baltimore戦で脳震盪のQB Teddy Bridgewater。脳震盪プロトコルをクリアしないと練習参加出来ない。
複数のテストをクリアしないといけず、すべてクリアしても金曜と土曜のウォークスルー練習のみの参加となる。Bridgewaterは試合後家族と過ごす姿が見られ、深刻な症状は見受けられなかった。Fangioヘッドも試合後のBridgewaterは良い状態だったと話している。
Bridgewaterは前半出場だけでサック2回、ヒット5回を浴び、最期のヘルメットで顎の部分をヒットされた際に脳震盪。フィールドではフラッグは出なかったがヘルメットでヒットにいったBaltimoreのOdafe Owehにはリーグより罰金が科せられる可能性も。
怪我だらけのBroncos OLには複雑なパスラッシュを使うBaltimoreには荷が重すぎ、さらにQBもラッシュを避ける能力を見せられなかった。特に後半Drew Lockとなってからは試合が終わるまで攻撃はほぼ無抵抗。パンターSam Martinは今日だけで10パント。攻撃はほか1TD、1インターセプトと散々だった。ただしランゲームは素晴らしくGordonとWilliamsのコンビで100y突破。残念なことに二人の活躍はほぼ前半のみ。1Qだけで73y走っていた。後半は10点差開始とまだ慌てる段階でない時点でランゲームは早々に捨てられ後半はランプレイは4回のみ。プレッシャーを受けると弱いLockにさらに守備が集まる展開にしてしまい、火だるまLockになってしまった。
攻撃に比べると守備は健闘した。とはいえあくまで健闘レベル。いくつかのバストカバレッジでLamar Jacksonには300y以上投げられた。奪ったターンオーバーはゼロ。なんとか守備の奮闘で試合を壊さない点差をキープし続けたが、消沈攻撃陣を押し上げるプレイは出来なかった。
Broncosの1試合10パントは2016年のPaxton Lynchが先発したJax戦の11以来の多さ。ただしそのJax戦では勝利している。1986年以来10パント以上はわずか3回目のことだった。
23-7でBaltimoreリード。試合のこり3秒。Baltimoreの攻撃。ニールダウンで試合終了・・・・かと思ったらLamar JacksonのデザインランでBroncos守備びっくり。Jacksonのランでめでたくラン獲得100y突破。NFL記録の43試合連続100y以上ランと並んだ。記録を持っているのは1974-1977年のPitts。43年も前の記録だった。
試合後BaltimoreのHarbaughヘッドは、
「100%私の判断。これはとても意味があることだから。長い間の記録でとても到達することは厳しい記録だ。もちろん勝利より大事とは言わない。しかしヘッドとして選手やコーチ達の報いを考えないといけない。これは彼らの人生の誇りになるんだから」と話した。
BaltimoreのQB Lamar Jacksonは記録を知らなかったようで、
「コーチが何を考えているはよく分からなかった。膝をついて終わりかと思ったら、いやプレイするんだって。試合は終わっているのに。前のプレイでインターセプトした‘Double-A’ (CB Anthony Averett)にお祝いをしていたんだ」とJackson。
Jacksonにとっては勲章にはならないようで
「正直に言うと、記録は関係ない。そんなこと考えてもいなかった。勝つことしか考えていなかったから」とJackson。
最期のプレイでBroncos守備陣は膝をつくと思い、プレイの準備をしていなかった。
Broncosサイドラインでは守備ラインコーチのBill Kollarが守備に向かい大声で守備に注意を促し、Fangioヘッドはプレイ後にヘッドセットをほっぽり捨て、Shelby Harrisはプレイする気がない状態の守備にプレイしてきたことに不満を見せていた。とはいえ不満の多くは試合の敗戦、不甲斐ない失望のプレイぶりだったこともある。
Fangioはフィールド中央でHarbaughヘッドときちんと握手。
非常に悔しい思いをしたので次戦Pitts戦での奮起の糧にしてほしいところ。
でも次はLock先発の可能性高いという、なんというピンチ。痛んだ攻撃ラインの復帰、胸を痛めたSurtainの軽傷、Bridgewaterの軽傷を願い、Pitts戦で復帰かと言われているCB Darbyにも期待。しかしWR Spencerが痛んで代わりにスロットにWR Hintonが入ってきたところから、豊富と言われていたWRも危機的な層になってきた・・・。
Denver出身でBroncosがあこがれの、というか今でも大好きのBaltimoreのDLCalais Campbell。かつてFAでBroncos入団がほぼ決まっていたこともあったが、好きなチームでなく勝つチームでのプレイ、としBroncosと契約には至らなかった過去がある。
「このスタジアムでプレイ出来て、このスタジアムでプレイすることが子供の頃からの夢だったんだ。今日ここでプレイ出来て、そして勝利なんて凄く嬉しい」と試合後。
若いQuinn MeinerzとNetane Mutiが怪我の先発G Dalton Risner、Graham Glasogowの代わりに先発。Baltimore守備ライン陣には精神的な余裕があったという。
「若手が出るんでそれを有利にしないとね。うちは良い試合プランを持っていたんだ。今週最初から先発二人が出られない可能性が高いことはわかっていたからね」とCampbell。
試合後Von Millerが
「また彼らと対戦するから」とプレイオフでBaltimoreに雪辱すると話した。
- 2021/10/04(月) 21:57:14|
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