BroncosはLA Ramsの先発 ILB Kenny Youngをトレード獲得。通常トレード締め切り間近になると強豪チームが弱小チームから最期のピースを求めトレードが行われるが、なんと強豪Ramsが先発ILBを弱小Broncosに放出するという珍しいトレード。
しかもRamsは2024年の7順指名をつけて、Broncosは24年の6順を放出したのみ。
McVay RamsヘッドはYoungトレードの理由は“経済的なことから”と話している。
「経済的に我々に選択肢を与えてくれる。今我々に大きな補強が必要であるかどうかは言えないけど」とMcVayヘッド。Ramsは月曜の段階でキャップ枠が2.59ミリオンほどだった。Youngは今季新人の4年契約が今年満期(ドラフトはBaltimore Ravens)。それほど高くないサラリーだったが一種キャップカジュアリティーとなった。Ramsは若いLBにチャンスを与えたたいという考えも。
Rams事情はともかく、ILB壊滅に陥っているBroncosにとっては非常にありがたいトレード。Broncosはパスカバーはともかくシュアタックル、ランストップには大きな力だったJosey Jewell、Alexander Johnsonの二人のILBを怪我で失っている。Joseyの怪我の後は2年目のJustin Strnadが入り現在は無線ヘルメットをつけた守備のプレイコーラー。Johnsonの代わりにはこれまたRamsから獲得したLB Micah KiserがCleveland戦先発しかしハムストリングを傷め怪我人リスト。プラクティススクワッド上がりのCurtis Robinsonが入るという現状。新人で期待が高かったBaron Browningは怪我が多く期待外れ、先週のCleveland戦は脳震盪でアウトだった。Cleveland戦ではランアタックをとめられずとんでもないことになってしまった。
BroncosはCleveland戦後にMinnesota Vikingsの控えOLB Stephen Weatherlyをすでに獲得済み。Young獲得先のRamsは昨年守備Cは元BroncosのLBコーチBrandon Staley。FangioヘッドもRams守備はBroncosの守備と同じシステム、と話しておりYoungのWashington戦からの出場も可能性は高い。
Youngは2018年のBaltimoreの2018年のドラフト4順指名選手。19年のRamsにトレードされた。20年シーズンの昨年Staley守備で頭角を現し6試合に先発。今年も先発争いに勝ち開幕から全試合先発。46タックルを記録しシーズン100タックル以上のペース。
BroncosはYoungの枠を空けるためLB Barrington Wadeをカット。
NFL NetworkのIan RapoportがBroncosのGeorge Paton GMがHoustonのQB Deshaun Watsonのトレード獲得にまだ興味を持っている、と伝えた。
先週MiamiがWatson獲得へ動いていると伝えられていた。
Houston TexansのフランチャイズQBとして今後の期待が高かったWatson。しかし性的な暴行容疑などの控訴対象になっており、リーグから制裁処分は出ていないものの今季プレイはしていない。今年7月にJoe Ellis Broncos CEOはWatson獲得の興味はBroncosにはない、と話していたが・・・・。HoustonはWatsonの見返りには3つの1順権、2つの2順を求めている、と伝えられている。
今年のドラフト7順の新人OLB Jonathon Cooper。Cleveland戦でVon Millerが足首を痛め途中で退いた後に40スナップでプレイ。開幕からOLBの控えローテーションで1試合10~20スナップほどのプレイだった。Cooperはこの日ほとんど目立たないBroncosパスラッシュの中で一人何度もCleveland QB Case Keenumに迫っていた。5月に心臓に低侵襲手術を受け大きく出遅れたCooper。OLBではBradley Chubbが倒れ、同じく新人のOLB Andre Mintzeも怪我。Millerの怪我でようやく大きなチャンスが廻ってきた。Millerの足首の怪我は軽傷、次のWashington戦では復帰の見込み。しかしCleveland戦でのCooperの活躍はさらなる出番増加が期待出来るほどだった。
- 2021/10/26(火) 22:02:52|
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