契約合意となっていたエッジRandy Gregoryが契約書にサイン。契約合意したもののなぜか契約可能のリーグ新年度が開始されても未サイン。DJ Jonesと一緒に行われると伝えられていた記者会見もなぜかJonesのみの会見。Broncosファンも少し不安になり現地メディアのMike KlisのTwitterに"Gregoryの契約はまだ終わらないの?”という質問のつぶやきも寄せられていたが状況不明のまま時が過ぎていた。なにせGregoryがDallasとの契約合意を翻しているだけに気になる状況だった。ただしGregory本人はTwitterではDenver Broncos所属と書いており、またインスタグラムではJohn ElwayのレストランElway'sでPaton GM、Hackettヘッドとの記念写真をアップするなどSNS上で本人はにこにこ状態だった。
麻薬関連で度重なる出場停止処分を受けた過去があるGregory。過去2年クリーンな状態であること、フットボールの世界では非常に熱心である、とBroncosは判断しこのオフ、エッジラッシャーのトップ獲得候補としてGregory獲得に動いていた。Broncosは今週月曜夜の段階でGregory獲得のめどは立ったと考えていた。しかし火曜にDallasのJerry JonesがオーナーがGregoryの再契約を強烈にプッシュ。一時Gregoryは長らく所属していたDallasへ戻ることを決めた。しかし制裁処分で保障額が破棄される、だけではなく罰金処分でも破棄の対象になるという内容に代理人が不快感を覚え、Gregoryは結局Broncosを選択した。48時間の間GregoryはDenverに来て、そしてDallasへ戻り、と肉体的に、精神的に大忙しの時間を過ごした。現地金曜にGregoryは入団メディア会見で
「Russell Wilsonが多分8回くらいかな、電話をしてきたよ。(FA交渉解禁)最初の夜だけでだよ。次日の朝にもまた電話があって、”僕が必要、という以上に僕を求めているんだな”って感じたよ。自分は僕を評価して求めてくれる場所に行きたいって思っていたから」とGregory。なおGregory、ジャージー番号が5にになる。Dallasでは94、Nebraska大時代は4、44。4から一歩前に進んで5、ということかな?
ILB先発候補獲得。元Philly EaglesのILB Alex Singletonと1.1ミリオン完全保障+出来高75万ドルで契約合意。さらに控えQBで大ベテランのJosh Brown。加えて自軍FAのDeShawn Williamsが1年契約でBroncosと再契約。
Singletonは過去2シーズンでPhillyのタックルリーダー。20年は120、21年は137タックル。出場スナップ数は少なく他のリーグトップタックル選手と比べるとおよそ30%も少ないスナップ数でしかプレイしていない。2015年のSeattleのドラフト外新人FA選手。15年はSeattle、NE、Minnesotaと渡り歩き試合に出場出来るようになったのは16年~18年のカナディアンフットボールで。19年にPhilly入り。20年に11試合、昨年は8試合に先発。スペシャルチームでもスタンドアウト。BroncosはILBでは自軍からFAのJosey Jewellと再契約。昨年活躍した今年が2年目になるスピードがあるBaron Browning、Jonas GriffithがILBになる。タックル数からSingletonがベース、アーリーダウンの先発ILBでJewellとコンビを組み、パッシングダウンではスピードのあるBrowningが入ることになるか。Browningも昨年怪我人が多くでたILBで先発経験をしている。
控えQBとして契約したJohnsonは35才の大ベテラン。08年のTampasのドラフト5順指名選手。NFLでは控え人生で16チームでキャリア先発はわずか8試合。トータルスタッグはパス2270ヤード、13TD、16インターセプト。19年はAlliance Football League、20年はXFL、21年はNFLでJets、Baltimoreに在籍。BroncosがNFL17球団目。BroncosはTeddy Bridgewater、Drew Lockと二人QBが退団。エースQB Wilsonと若いBrett Rypienの二人しかQBがいない状態だった。
自軍FAからの契約となったWilliams。再再再再契約になる。15年のCincyのドラフト外新人FAのWilliamsは18年に初めてBroncosと契約。その後Miami、Indyでシーズンを過ごし19年にまたBroncos。その後今度はCFLへ転身。20年に3度目の契約。ようやくロースターに定着。控えDLで活躍。21年シーズンでFAとなっていた。このオフにSFから獲得したD.J. Jonesとは南カリフォルニアで高校時代のチームメイトだった。BroncosのDLはDre'Mont Jones、Mike Purcell、D.J. Jones、McTelvin Agim、Marquiss Spencer、Jonathan HarrisそしてWilliamsとなっている。
BroncosはTim Patrickと契約見直し。6.9ミリオンのロースターボーナスを契約ボーナスに変更。Patrickが今季受け取る額の8.5ミリオンはかわらず。この変更でサラリーキャップで4.6ミリオンの軽減となった。Paton GMはキャップ枠の残りが厳しくなってきたものまだ補強は終わっていないと話している。Paton GMは自軍からFAとなっているCB Bryce Callahan、S Kareem Jacksonと交渉中であることを明らかにしている。
- 2022/03/19(土) 15:28:41|
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