ドラフトコンバイン開催中

だいまNFLのドラフト候補生の品評会、ドラフトコンバインがIndianapolisで開催中。Sean PaytonヘッドはNO Saintsヘッド時代はコンバインで一度もメディアの前に立ったことがなかった。17年のヘッド歴で初めてコンバインの場で会見を行った。
Paytonヘッドは報道どおり、Vic Fangio元Broncosヘッドを守備Cとして迎えるプランだったと話した。
｢Denverのメディアが彼を怖がらせてしまって駄目だった｣と冗談を。
Paytonの両親はFangioヘッドとは故郷が同じ、ペンシルバニア州のScranton。父はFangioヘッドと同じ高校だったという。Paytonヘッドはカリフォルニア州生まれで主にペンシルバニア州やイリノイ州で育った。
Broncosの守備Cインタを受けていたMatt PatriciaはBroncosにコーチとして入団の可能性があるという。Paytonヘッドは今週話をする予定で、Vance Joseph新守備Cらと話をし、今後可能性をさぐるという。
先月まで選手だったDavid WebbとChris Banjoはコーチ転身。NY Giantsで引退したWebbはQBコーチに。Arizona Cardinalsで選手引退のBanjoはスペシャルチームアシスタント。
攻撃ラインコーチのZack Strief、TEコーチのDeclan Doyle、ほかKeary Colbert、Lou Ayeniと経験の浅いコーチを多く集めたPayton。
｢Bill Parcellsは若い選手と一緒にやることを好んでいた。いつもその話をしていたよ。私も若いコーチと、まぁ私自身もまだ若いと思っているが(59才)、若いコーチとやることが好きだ。部屋で若いコーチの意見を聞くことがね。別に若い人を集めようとしたわけではない。ただベストのコーチを見つけただけ。かれらが何をもたらせてくれるか。これが全てだ｣とPayton。

ここからは別のペイトン、GM George Patonからの話題。まずBroncosからFAとなるDre’Mont Jonesはタグ指定せずおそらくFA市場に出ることになるとPaton GM。Jones陣営とは話し合いはしており、ポジティブな会話が出来ているとも話している。Jonesのタグ指定のサラリーは約19ミリオン。インテリアパスラッシャーは価値があり、市場に出れば価格は跳ね上がると見られている。昨年のBroncosはパスラッシュ不足に苦しんだ。Randy Gregoryは怪我、Bradley Chubbは放出。Jonesのみが安定したパスラッシャーだった。
Paton GMはFAのILB Alex Singletonとの再契約、攻撃ライン強化、RB強化が必要と話している。OLでは地元出身の先発GのDalton RisnerもFA市場に出る見込み。
またJerry Jeudyの5年目オプションは5月1日が締め切り。判断はぎりぎりまで、最低でも発表はぎりぎりまでしないと話している。
怪我人のRandy Gregory、Tim Patrick、Javonte Williamsは24年シーズン開幕には間に合うと話している。PatrickとWilliamsはACL。Gregoryは膝の怪我で昨年シーズンは活躍出来ず。

Northwestern大のRBコーチのLou AyeniがBroncosのRBコーチに。Wikiページがない人物だがカレッジフットコーチ界のライジングスター。20014－17年にIowa StateでRBコーチ、ランゲームコーディネーター。2018年にNorthwestern大に。Kansas大のヘッド職インタビューも受けていた。Kareem HuntやDavid Montgomeryを大学時代にコーチ。2人ともこのオフはFA。G Paton GMはRB強化を話しているが、もしかして獲得に動くのか？

昨年シーズン、代理ヘッドとしてチームに希望を与えてくれたJerry Rosburgがドラフトコンバインの場、Indianapolis入りしている。Rosburgはコーチ引退後、高気圧酸素治療ビジネスをしている。高気圧環境で高濃度の酸素を吸うことで骨折、怪我などが早く回復するシステムで日本でも多くのスポーツ選手が高気圧酸素療法を受けている。Twitterでは高気圧酸素治療カプセルを前に笑顔のRosburgの写真が投稿されている。
Rosburgはコンバインの場で多くのチーム関係者と話をしているが、本人はコーチ業復帰の活動は別にしていないという。