現地月曜の合法タンパリング開始から2時間足らずで先発RT、先発LG、控えQBと合意に達したBroncos。George Paton GMの仕事は終わらずその後も4人の選手と合意に達した。実質FA戦線解禁初日で7人もの選手と契約合意。
RT McGlinchey, 5 yrs, $87.5M
LG Powers, 4 yrs, $52M
QB Stidham, 2 yrs, $10M
DT Allen, 3 yrs, $45.75
ILB Singleton, 3 yrs, $18M
TE Manhertz, 2 yrs, $6M
Total investment: $219.25 million
RTとLGとQBの3人はすでに前回の記事で伝え済み。
Arizona CardinalsからFAとなっていたZach Allenは早くからBroncosがFAのターゲットではと予想されていた。昨年までAriで守備CだったVance Joseph守備Cの教え子。Broncosは自軍からFAとなっていたDre'mont Jonesにはフランチャイズタグ指定はせず(Seattleと年平均17ミリオンで契約合意)、Jones流出は濃厚、Jonesにかわるインテリアラインの獲得は必須と見られていた。AllenはBoston College出身で6-4、281パウンド。2019年のArizonaのドラフト3巡指名選手。Jonesよりはパスラッシュ能力では劣るかもしれないが、その分契約内容は年平均15ミリオン。過去2年で9.5サックを記録。ラン守備の成長も著しく昨年のボールキャリアのロスまたはゲインなしレートは5.5%。Aaron Donaldの5.8%につぐリーグ2位だった。
ちなみにProFootballFocusのグレードではAllenがJonesを圧倒。
Zach Allen (72.7)
DreMont Jones (51.8) JonesはPFFでは低評価。
TE Manhertzは2015年から2シーズン、Sean PaytonヘッドのNO Santsでプレーしたブロッキングの鬼。2015年にBuffaloのドラフト外新人FAでNFL入り。その後NOへ。あまりプレイ出来なかったがその後Carolina PanthersでブロッキングTEで戦力に。2021シーズンにJaxに移籍。常時出場するようになってからは毎年30%以上の攻撃スナップでプレイ。過去3年間は49%、36%、38%の攻撃スナップでプレイしている。それだけプレイしていてもキャリア通算で24レシーブ、255レシーブヤード、2TDのみ。ゲームのMadden23ではすべてのTEの中でManhertzはブロッキング2位グレードとなっている。
自軍FAの先発ILB Alex Singletonと再契約。昨年オフに1年契約でPhillyから移籍。Josey Jewellとのコンビでタックルを量産。Singletonは2015年のSeattleのドラフト外新人FA選手で現在29才。NFLでロースターに残れずCanadian Footballで3シーズンプレイし大活躍も6年のフットボールキャリアで最高給は昨年Broncosの1年契約の約110万ドル。3年18ミリオン、9ミリオン保証でついに大型契約を勝ち取った。
TE Andrew BeckとRB Mike BoonがHouston Texansへ。
またQB Brett Rypien、CB Essang Bassey、S PJ Lockeにはテンダーオファーを出さず。
ILB Jonas Griffith、P Corliss Waitman、OL Quinn Baileyにはテンダーオファー。パンターWaitmannは昨年やらかしが多かったが再契約へ。先発確約ではなく競争でベテランパンターとの契約も予想される。
ほかS Kareem JacksonがFAゆえ、Jacksonとの再契約、もしくは新先発候補が必要。CBでもDarbyをカットしているため、補強が必要。青写真ではPat Surtainに相棒が昨年新人ながら活躍したMathisが先発アウトコーナー。スロットはK'Waun Williams。ニッケル、控えとしてもう1枚欲しいところ。
- 2023/03/14(火) 15:02:18|
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