突然のBrandon McManusカットニュース。
時間をあけず、さっそく浮いたお金で補強。2021年、2022シーズンの2年、FA一年契約でBroncosの控えタックルだったCam Flemingと今年も契約。1年4ミリオンと伝えられている。Broncosはオフに先発RT Mike McGlincheyと契約。反対側はLT Garrett Bollesと先発は揃っているものの控えの層は薄い。Calvin Andersonは流出。ドラフトで控えタックル、将来の先発期待を指名する予想もあったが指名せず。層に不安視されていたがFlemingと再契約。21年は4先発、昨年はBollesの怪我、Billy Turnerの怪我で実質フルイヤー先発で15試合に両サイドで先発した。カットしたMcManusの23年シーズンのベースは3.7ミリオン。ほぼ同額。
さらにDT Tyler Lancasterとも契約。2018年のGBのドラフト外新人FA選手。初年度から戦力で4年59試合21先発、22年はFAでLV Raiders契約も8月に重度のハイアンクルスプレイン、9月にカットされてその後はプレイしていなかった。このオフは複数球団と交渉を行っていたという。契約の詳細は不明。
まさかの2014年からのベテラン正キッカーMcManusカット。今季サラリーは3.75ミリオンはリーグ8番目の高額サラリー。高額サラリーが理由か、とも予想されているが、タイミングは非常に驚き。BroncosはFA戦線前にGraham GlasgowやRonald Darbyなど高額サラリー選手をカットしている。なぜこの時期に。現地メディアMike KlisによるとBroncosはMcManusに契約見直しのオファーを出していないという。McManusの能力を信頼しかつサラリーが高いのなら見直し契約オファーはあるはず。ということはSean Payton新ヘッド他スタッフはMcManusのパフォーマンスに満足していない、期待出来ない、ということか。22年のMcManusはFG成功78%とリーグ30位。高地の本拠地マイルハイは空気が薄く、キックの距離もかなり平地のスタジアムと違う。単純に残されているスタッツだけでは判断は出来ないゆえ、新しいスタッフは何かしらの不安をMcManusに感じたか。
次に契約をするのではと伝えられているキッカーを考えるとファンの不安は大きくなる。
Broncosは現地水曜に施設にベテランBrett Maherを呼びこみワークアウト予定。2013年のNY Jetsのドラフト外新人FA選手。NFLには定着出来ず、長らくカナディアンフットボールで蹴っていた。2018年にDallas Cowboysと2度目の契約でリーグ定着。18年はFG成功率80%、ところが19年シーズンは大スランプだった。21年はSean PaytonのNOに加入。89%のFGヒット。 22年にDallasに出戻りレギュラーシーズンは活躍。成功率90%超え。50y以上も11回蹴り9回成功。ところが悲劇はプレイオフ。なんとワイルドカードでエクストラポイント5トライ4本外し、プレイオフ通算合計6トライ5本外すというすさまじい失敗ぶり。エクストラポイントの失敗ゆえ技術的な問題というより精神的な問題だったとは予想されるが、McManusカットでMaher契約なら注目は過剰なまでに高まること必至。トライアウトでそのまま契約となったとしても、他の競争相手を契約して連れ込むのかは不明。Broncosは新人ミニキャンプでもキッカートライアウトを行っていた。
- 2023/05/24(水) 23:24:08|
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