1月に投げる方の肩ではない左肩の手術を受けたTrevor Siemian。2016年W4のTampa戦で傷めたものでシーズンを通して痛みの中でのプレイだった。肩は当初はグレード3の損傷との診断だったが、手術で肩を開いたところ損傷は診断よりひどくグレード5の損傷だったという。診断は全治4-6ヶ月となった。先頃地元メディアがSimianはキャンプまで練習参加出来ないと伝えられたがすぐにも球団から否定された。Siemianは5月には投げる予定だ。
「シーズンオフなので3だろうが5だろうが関係ないよ。回復具合も予定どおりOTAに間に合う見込みだよ」とSiemian。4月のコンディショニングプログラムは軽い動きで(23日の記事で4月のOTAと書いたけど間違えました。)5月のOTAから本格練習参加になる。5月からの練習は実際のプレイ形式の練習でここでSiemianが練習に参加出来ないとPaxton Lynchとの競争に大きなダメージとなる。5月のOTAは手術から4-5ヶ月となる。
「全治はコンタクトやヒットを受けるにはということ。問題ない。もし僕が攻撃ラインならブロックをしないといけないから問題になるだろうけどね。だけどヒットなしで投げる練習には問題ない」とSiemian。NFLインサイダーのIan Papoportが本日またもTony Romoの移籍先は値段次第でBroncos有力”と伝えるなどBroncosの17年シーズンの開幕QBは誰になるのかまったく不明。Siemianにとっても怪我で練習を休むだけ、開幕先発争いに不利になる。
気付いてみればもう3月。新しいリーグイヤーとなる2017シーズンまであと1週間少し。Broncosはその間、自軍から制限ありFAとなっている数選手にテンダーオファーを出す見込み。キッカーBrandon McManusと先発MLB Todd Davisには2順テンダーが出されると地元局のMike Klisは予想。2順テンダーの額は17シーズンは2.85ミリオン程度の見込み。他球団は2順テンダーが出された選手を獲得するには見返りにドラフト2順権を元の所属球団に差し出さないといけない。一番低いテンダーオファーを出す可能性もある。しかし様々な事情で一番低いテンダーを出すことをBroncosは出来ないとKlis。一番低いオファーの場合は17年シーズンは1.85ミリオンの見込みでキャップの軽減にはなる。しかし一番低いオファーの制限ありFA選手を他球団が獲得した場合、Broncosに出す見返りは、獲得した選手の元のドラフト指名順。McManusもDavisもドラフト外でNFLに入ったので見返りはなく、他球団は獲得しやすいし、駄目元オファーも用意。
もちろんBroncosは相手球団のオファーと同等オファーで選手をキープすることが出来る。
McManusはともかくDavisには2順は高いオファーになるがBroncosは攻撃、守備両ラインに加え新しいアタッキングオフェンスでスロットレシーバーも必要になる。Davis流出で新しい先発MLBを探すよりは1ミリオン強を余分に払い確実に不安をなくしたいというところ。昨年制限ありFAのCJ Anderson(ドラフト外入団)にけちって一番安い1.67ミリオン(16年シーズンの額)の一番低いオファーを出したところChicagoやらMiamiやら獲得に動き、AndersonはMiamiの4年18ミリオンの契約オファーに同意。結局Broncosは同等オファーでAndersonをキープ。Broncosが2.553ミリオン(16年シーズンの額)の2順オファーを出していたら余分な出費を出さずに済んでいた。
- 2017/03/01(水) 23:32:56|
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