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17.4.07 Ball 人生転がってばかりいられない

Broncosの2013年のドラフト2順指名選手RB Montee Ball。新人イヤーに559y、翌年が172y。15年シーズン開幕前にカット。その年12月にNEのプラクティススクワッド。明けた2月、BroncosとCarolina Panthersのスーパーボウル観戦のため訪れていたSFでガールフレンドをぶん殴ったため逮捕。まだ26才のBallはプロフットボール選手としての未来はもう捨てている。第2に人生を歩むため今夏に出身大学University of Wisconsinに戻る。もちろんフットボールスターではなく独りの目立たない学生として。Ballは大学在籍時代はフットボールヒーローだった。1年の時に391yを走ると2年時には996y、その後の2年間も1923y、1830yと走りまくった。ランとレシーブで挙げたTD数は4年間で83TD。これはNCAAレコードになる。しかしBallのフットボール選手としてのキャリア崩壊の原因は大学時代から始まっていた。飲酒だ。大学3年時から飲み始めた酒の量はどんどん増えていった。それでも大学時代はフットボールの情熱があった。酒はプレイには問題にならなかった。
「どんどん酒の量が増えていった。翌日が軽い練習だとたくさんの人達の大酒をくらった。翌朝起きるとサウナで汗を流して練習という感じだった」とBall。
Broncosに指名され夢のNFL選手となったが、フットボールの世界になじめなかった。
「結局のところNFLでの生活が大学時代より楽しめなかったんだ。NFLはビジネスの世界。プロに入れて、僕はあこがれのDenver Broncosに指名された。子供の頃からの憧れのチームだった。僕の夢はBroncosでプレイすることだったんだ。でも自分が考えていた自分にはなれなかった。本当に孤独な世界だった。NFLはお金のビジネスの世界で楽しむためのスポーツではなかったんだ」とBall。寂しくなったBallを慰めたのはDenver市内のナイトクラブだ。公式戦の間のBallのナイトクラブ通いは週4日。日曜の試合後クラブへいき、そして月曜、木曜、金曜とクラブに通い酒を浴びるほど飲んだ。Ballはプロ入りしてからBroncos球団や選手会から愚かな行いがキャリアを短くするというセミナーを何度も受けていた。
「真面目に聞いていなかった。部屋の後ろのほうでスマホをいじってメールしたりしてた。専門家の話なんてなにも聴いてなかった」とBall。
BallのDenverでの交友関係はチームメイトではなくクラブに出入りするフットボールの悪影響を与える人間のみになっていった。Eric Studesville RBコーチはBallの異変に気付いていたという。
「彼は僕に酒の匂いがするって言ってきた。彼は僕が問題を抱えていると思っていたようだ。彼は助けが必要なのか、助けが必要なら話をすべき人間に連絡をとってやるからとかいっていた。僕は何もそんなこと聴かなかったけどね」とBall。
ドラフト2順で指名されたRBがわずか2年でカット。Ballはカット後TwitterでBroncosとファンに感謝し
”とても楽しかったしとても多くのことをたくさんの友達から学んだよ”とつぶやいた。嘘だった。
「飲酒は普通の生活にも影響となっていた。鬱状態で誰も話をする相手がいなかった」とBall。Broncosをカット後、どの球団からも声がかからず、その間に15キロも太った。12月、16年シーズンの戦力と考えたNEがプラクティススクワッドでオファーをしてきた。しかし2ヶ月後、スーパーボウルの開催地のホテルでガールフレンドと揉め逮捕となった。Ballはガールフレンドを殴っていない、ただテーブルをぶん投げただけと主張していたが、しかし責任は全て自分にあると罪を認めた。
「僕は酔ってて彼女をおしのけたて荷物を持ってホテルから出て行こうとしただけだったんだ。でも責任は全部僕にあるということだ。墓までもっていかなくてはいけない責任がね」
Ballはスーパーボウルの試合は拘置所のテレビで見た。
「涙が出た。一端は世界のトップに立てたような人生だったのが今は拘置所で僕をほんの数ヶ月前にカットしたチームが勝利している。切り裂かれたような気分だった」とBall。NEは数日後Ballをリリース。Ballには球団からも代理人からも連絡はなく、ネットの記事で自分の解雇をしったとBall。その後代理人から電話が入ったという。
しかしこの時にはBallにはもうフットボールに関することは問題になることではなかった。先のガールフレンドを殴った事件とは別に、違う暴力行為が問題となった。2年前につきあっていた女性が訴えてきたのだ。Ballはけしてその女性に暴力を振るっていないと主張した。そして証明も出来るとして裁判で争う姿勢を見せていたが、突如罪を認めた。60日の自宅監禁、18ヶ月の観察期間でアルコールや暴力行為のカウンセリングを受けることになった。Ballが争いをやめた理由は、黒人であるNFL選手には陪審員は厳しい目を持っていると思ったからだという。BaltimoreのRB Ray Riceの起こした暴力事件もあり、またNFLの黒人の暴力事件か、と思われることは容易に想像出来たとBall。ゆえ罪を認める代わりに刑は軽いものになった。
ぼろぼろのBallにはもうまっとうな生活を送ることが出来る要因などないように思えたが1本の電話が人生を変えた。昨年の今頃、Denver時代につきあっていた女性から電話が来た。妊娠中で、検査で父親はBallだという。
「あれで全てが変わった。人生の目的が出来た。子供を育てないといけない。これは僕の責任だ」とBall。断絶していた父親とまた連絡をとりあうようになった。非営利の健康団体の支援を始めた。第2のキャリアを、若いアスリートに自分と同じ間違えを犯さないないよう助けることに捧げることに決めた。地元Wisconsinで行われるメンタルウェルネストレーニングイベントに参加する予定であり、またClevelandでもNFL選手会支援する健康イベントにも参加する。しかし実際に人助けをする前にやることがある。まずBall自身が信頼出来る人間であるかどうかを証明しないといけない。
「今は自分が壊した自分のイメージを払拭することに努めている。ファンをがっかりさせたしWisconsinの大学の人達もがっかりさせた。そして家族も。今は皆に僕が本当に申し訳ないと思っていると知ってもらいたい。今は気分も優れているし、本当に自由なことがやれると感じているよ」とBall。


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