元BroncosのオールプロLT Ryan CladyがTwitterで引退を発表。
Broncos時代の写真を使い、
「いくつか僕に興味を持っているチームがある中で引退を決断することは厳しいことだった」とし、この時期の決断になった理由として、NFL夏のキャンプが始まることで自分のプレイしたい情熱につながるのこともあると思い、決断を伸ばしていたという。家族、友人や元チームメイトに感謝をするとともに、引退声明で唯一個人名としてあげた人はBroncosのPat Bowlenオーナーだった。
「特にMr,Pat BowlenとBroncos球団にはNFLに導いてくれたことで感謝したい」とClady。
Cladyは2008年のBroncosのドラフト1順全体12番目の指名選手。なお同年全体15番目に指名されたLT Brandon Albertも先頃引退を表明している。Cladyはプロボウル4回、オールプロ2回、セカンドチーム選出含めると3回。Albertはプロボウル2回。
CladyはBroncosに8年間在籍。
Cladyのキャリアは怪我により大きく狂ったといっても過言ではない。2年目にはSporting News社がリーグ最高のLTと評し、この年あらゆるメディアのオールプロチームにLTで選出。最初の怪我はJosh McDanielsヘッド時代の2010年。オフにバスケのプレイで靱帯を断裂。しかし翌年は全試合の出場、さらに翌年は年間わずかサックを1度しか許さない活躍ぶり。シーズンオフにBroncosと5年52ミリオンの大型延長契約を結んだ。しかし長期契約後の最初のシーズンになる13シーズンは9月に脚のリスフラン間接を痛めシーズンエンド。この年Broncosはスーパーボウルに出場した。14年の復帰シーズンの活躍でプロボウルに選出されるも15年シーズンはOTAで靱帯断裂でシーズンアウト。Broncosはこのシーズンはスーパーボウル制覇だったがCladyはまたもスーパーボウルでプレイ出来なかった。そのオフBroncosは大型契約後に怪我続きのCladyをNYJetsに低ラウンドのドラフト指名権でトレード放出。新チームで迎えた16年シーズンも11月に肩を痛め怪我人リスト。JetsはオフにCladyの10ミリオンオプションを破棄。FAとなっていた。
NFL入りした当初は将来の殿堂入りが予想されたClady。Shanahanヘッドにドラフトされゾーンブロッキングシステムで最大の能力を発揮、その後のMcDaniels、Foxヘッド時代にもパワーギャッププレイでも健闘し続けた。しかしKubiakが戻り、Cladyの本領発揮と期待されたシーズンに怪我でシーズンアウト。怪我と運に恵まれず惜しいキャリアであった。NFLの殿堂は難しいかもしれないが、2度のオールプロはBroncos攻撃ラインではC Tom Nalenだけ。NalenはBroncosの球団の殿堂入りしている。2022年にはBroncosの球団の殿堂入りでCladyのキャリアを称えたい。
今月25日発売となるNFLゲームのMadden18。毎年選手レイティングが話題になるが、CBではChris Harrisがレイティング94でリーグトップ、2位も同じ94でAqib TalibとBroncos先発コーナーが1位、2位を独占した。
またVon Millerは昨年同様の最高レイティングの99。99のレイティングは全部で3人でNEのQB Tom BradyとLA RamsのDL Aaron Donal。
キャンプでNo Fly Zoneに歯が立たないQB Trevor SiemianとPaxton Lynch。Bradley Robyが
「2人が僕たちと当たって、Tom Bradyみたいに活躍出来るなんて思わない方がいいよ。Tom Bradyだって僕たち守備相手には活躍出来ないんだから」と話した。
- 2017/08/02(水) 23:54:20|
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