17.10.23 試合後記
ずたぼろBroncos。Trevor Siemianのせいにしていた先週はまだ希望があった。
守備以外、オフェンス、スペシャルチームがさらした醜態を見た今、QBが誰であろうとBroncosは良いチームとはいえない。現在のBroncosオフェンスに入ればNFLの3分の2のQBは駄目QBに見られるだろう。
攻撃ラインの不振はあまりにも大きかった。
Josephヘッドは
「ブロッキングが出来ない。パスプロテクションで出来ない。何プレイかレシーバーがワイドオープンになる素晴らしいプレイコールがあったんだ。ただパスをヒット出来なかった。苦しんでいる。我々は良い練習ウィークを送れた。攻撃ラインでいえば数週間前まで良いランブロックが出来ていたんだ。良いプレイをしなくてはいけない」と話した。
LA Chargers戦の前にはパスプロテクションはともかくランブロックはある程度希望をもっていた。LAはリーグ最低のラン守備。しかしBroncosのランはわずか69y。エッジらからBossa、Ingramを激しいパスラッシュの中、中央にランを入れればある程度のランは出るはずだった。
Broncos攻撃が見せた二つのビッグプレイは無に終わった。AJ Darbyへの23yパスはDerbyのファンブルロスト。
Demaryius Thomasの81yパスもThomas自身のパスインターフェアで取り消しになった。
「あれはパスインターフェアとは思えない。反則と判定されるべきではないプレイがいくつかある。レシーバーからするとあのプレイがそうだ。あれは大きなスパークとなるプレイだった。あれがどれだけ試合を変えることが出来たか・・・」とThomas。審判の誤審があったかどうか。あのプレイが反則となっていれば確かにBroncosサイドのに大きな有利にはなったかもしれないが、しかし結局のところ、Broncosが見せた攻撃プレイでまともなゲインが出来たプレイはその2つのみ。問題は誤審ではなく60分の試合でわずか2回しかロングゲインが出来るプレイがなかったことだ。
スペシャルチームではTravis BenjaminにリターンTDを食らった。
「酷いパントだった。ラインドライブで低空でバウンドして一直線に彼のほうに飛んでいった。あんなパントじゃカバーチームのカバーは厳しい」とJosephヘッド。
攻撃、スペシャルチームの不振は守備に大きな負担を強いた。
「守備は勝利するに十分なプレイをしてくれた」とJosephヘッド。
しかし守備サイドはターンオーバーを奪うなど守備が相手攻撃を止めるだけでは不十分と理解している。
「また今週も同じだ。たくさんターンオーバーをして、そして僕たちは何もターンオーバーを奪えなかった」とChris Harris。
Von Millerは
「誰が悪いなんて名指しすることは出来ない。守備はターンオーバーを奪えることが出来るはずだ。Aqib Talibはピック6マシーンだ。自分はサックマシーンだ。Chris Harrisはインターセプトを奪うことが出来る。それが出来ない。自分達がターンオーバーを奪えれば、攻撃の負担を軽減することが出来る。ターンオーバーを奪わなければいけない。そして攻撃に良い攻撃位置からの攻撃を開始させないといけない。守備にはプレイメイカーが揃っているんだ」と話している。
とはいえ攻撃の不振が守備の武器を無効化してしまっている。
「相手がいったんリードするともう安全モードに入る。我々の得意なことが難しくなってきている。我々はターンオーバーを奪える守備でありサックすることが出来る守備だ。だからこそ、相手攻撃が安全なプレイを続ける。そうなるとどれも出来なくなってくる」とShaquil Barett。先週のNY GiantsのEli Manning、そして今週のRivers。リスクフリーの安全攻撃作戦はBroncos守備のビッグプレイをするチャンスを奪っている。Rivers全パスアテンプトで10yを超える距離のパスは7回のみ。ピック6マシーンTalibカバーの選手には4回しかパスを投げず危険地帯を回避するパスを投げ続けた。
最長パスのWR Benjaminの42yTDパスも元々は短距離パスのスラントパターンでChrsi Harrisが他の選手のかぶりカバーが遅れ脚で稼いだロングゲインだった。
Broncos守備最大の敵はBroncos攻撃。 Broncosの強力守備では支えきれないほどBroncosの攻撃は問題を抱えている。
先発ILB Todd Davisが脚を負傷。詳細は月曜の検査で。
夏に、今年SiemianとLynchがBroncosのQBの答えとならなかったら・・・恐らく来年は今年Washingtonと長期契約ならずフランチャイズタグでプレイしているKirk CousinsをFAでBroncosが狙うのではと予想していたDenver地元ライターJimmie Kaylor。
Colorado State出身でNFLではドラフト外FAでAtlantaと契約したことがあるKaylor。1週間前の記事でも18年シーズンのCousinsの来年のプレイするチームの候補にBroncosをあげ、Broncosは今こそが勝つチーム。2人の若いQBがまだ無理であるなら、Elwayは欲しい選手には必ず動くと書いている。
本日のずたぼろ負けに元Denver Postライターで現在Sports IllustratedのライターをしているLindsay Jonesが
”まじめな話、今年のオフはJohn LynchとJohn ElwayがKirk Cousinsの争奪戦をするんじゃないかしら?“とTwitterでつぶやいていた。まだ開幕から6試合。Denverの専門ライター達がもう来年の話をし始めているなんて・・・。
ProFootballFocusのLA戦のBroncos選手のトップ5グレード
Edge Von Miller, 88.9 overall grade
CB Aqib Talib, 85.1 overall grade
DI Derek Wolfe, 82.7 overall grade
CB Bradley Roby, 78.4 overall grade
DI Domata Peko Sr., 78.3 overall grade
ほかQB Simianは40.5。LT Bollesは55.2。
- 2017/10/24(火) 00:08:39|
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