Minnesota Vikingsでミラクルシーズンの主役だったQB Case Keenum。14年はHouston、15年はST Louis、16年はLA(チームは同じRams)、17年がMinnesota、そして18年シーズンはDenver。
リーグインサイダーAdam SchefterがKeenumはBroncosと契約へと伝えた。長期的なフランチャイズQBとしての契約ではなく、短い期間の契約だろうと見られている。Denver地元局のMike Klisは2年36ミリオンと伝えている。
BroncosはKirk Cousins獲得が悲願とみられていた。しかしSFのJimmy Garoppolo との破格契約によりQBの値段が適正より爆上げしていることにからCousinsとのQB史上最高額契約を諦めたではとの予想も。John Elway GMが適正価格でない額を払うことを嫌った結果とうことなのか、それともCousins獲得で他のポジションの補強が厳しくなることを嫌ったのか。Denver地元局のMike Klisは、現地日曜の合法タンパリング期間開始後、少なくとも一度はCousins側と交渉をしたと伝えている。
CousinsはMinnesotaかNYJetsが有力とみられている。
KeenumのBroncos入団はGary Kubiakの存在も大きい。Keenumはドラフト外FAで2012年にHoustonに入団。当時のHoustonヘッドはKubiakだった(またVance Josephヘッドも当時Houstonで守備バックコーチ)。2016年シーズン前にBroncosはRamsからKeenumをトレード獲得のオファーをしたこともあった。この時はRamsの見返りが大きく、BroncosはRoby、Talibらの見返りをまったく考えられないとし成立しなかった。
今後のBroncosはこの2シーズン先発QBのTrevor Siemianのトレード放出先を探す。Paxton Lynchは控えでキープ。またBroncosは昨年ドラフト7順のChad KellyにもNFLで先発出来る能力があると評価している。Keenmuの獲得でBroncosはドラフト1順全体5番目をどうするにも注目が集まる。必ずQBを指名する必要はないがもしBroncosが最も高い評価をしているQBが残っていれば指名、残っていなければベストプレイヤーを指名するかトレードダウンするか。Broncosが一番時間をかけてスカウティングしているOklahamaのQB Baker MayfieldとKeenumは身長が共に6-1と小柄。もしドラフト1順でQBを指名しベテランの控えで勉強、19年シーズン以降の先発をドラフトの新人と考えるなら同じサイズのベテラン&新人QBはコンビは理にかなっている。とはいえそうなるとSiemianだけでなくLynchもプランから外れることになる。現状からの予想ではKeenumで次の2年、その後LynchとKellyの競争となるということか。なおKellyの身長も低く6-2。ElwayはOsweiler、Lynchと大型QB路線だったが、Kubiakが好むのか、低身長QBが増えてきた。
Keenumは7という数字が好きなようでHouston大学時代、Texand時代、Vikings時代とジャージー番号は7、Rams時代は17。Broncosでは7はElwayの永久欠番ゆえOsweilerがつけていた17番になりそう。なおHouston大学ではKeenumの7番は永久欠番となっている
SF 49ersとBroncosはTalibトレードで合意に達したと伝えられているがDenver地元局Mike KlisによるとTalibの見返りはSFの2019年のドラフト4順指名権、1年後の指名権なので価値としては今期5順相当、だったという。
制限ありFAのMatt ParadiseとShaq Barrettの2人にBroncosは2ndラウンドテンダーオファー。WR Bennie Fowlerにはオファーを出さずお別れ。
ほか渉独占権を持つexclusive-rights free agent(ERFA)選手のCasey Kreiter、Zaire Anderson、Jordan Taylor、Joe Jones、Elijah Wilkinson、Jerrol Garcia-Williamsらにおよそ63万ドルのオファー。
カット候補とみられていたCJ Andersonは現在トレード相手探しが行われており、今すぐカットするプランはないという。ただしAndersonカットで浮く4.5ミリオンが必要になった場合にはカットするとみられている。Adam GaseがヘッドのMiamiが候補ではと予想。GaseはAndersonが13年にBroncosのFA外で入団した時にBroncosの攻撃Cだった。Miamiヘッド就任の際にもAndersonを獲得を目指して当時制限ありFAだったAndersonにオファーを出している。
新ストレンス&コンディショニングコーチLoren Landowが現地月曜、Broncos施設に初出勤。Houstonに移籍したLuke Richessonの後任で、身体を鍛えるLandow Performanceの創設者でNFL、MLB、オリンピック選手から大学アスリートまで多くのアスリートが契約をしている。大学のドラフト候補生も多く契約しておりのスカウティングコンバインがあるためBroncos施設入りが遅れていた。
守備エンドAdam Gotsisが2013年のGeorgia Tech時代のレイプ容疑で逮捕。女性は今年2月に訴え、今月7日にAtlanta警察が逮捕状を取り逮捕。Gotsisは5万ドルの保釈金を払い釈放されている。Gotsisは声明を出し、この事件はまったくの間違えだと主張している。オーストラリア生まれのGotsisは16年のBroncosのドラフト2順指名選手。17年シーズンは13試合に先発、守備全体の56%のスナップでプレイした。
Brandon Marshallが
“3/18”とTwitterで謎のつぶやき。Denver地元局のMike Klisの解説によると、Marshallの18年シーズンの5ミリオンのサラリーが3月18日に確定。Marshallはその日まで解雇される不安があるというつぶやきのよう。Klisは3ダウンLBで5ミリオンは安いほうでカットはないだろう。NFLの生活は良いものだけど、それでもストレスはあるもの、と伝えている。
- 2018/03/13(火) 23:03:23|
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